2021年4月25日日曜日

散って絶景 花筏(弘前さくらまつり、今年3回目の見物)

「散って絶景 花筏」とは23日弘前さくらまつり、公式の初日の東奥日報の記事の見出しを拝借しました。去年は公園に入れなかった反動で、今年は3回目のサクラ見物となりました。流石、東奥日報はうまいことを書きますね。

弘前公園のさくらの花筏はネットで「死ぬまでに行きたい世界の絶景」に選ばれています。記憶が定かでありませんが、visaかANAの「世界の絶景100」か何かに?日本でただ一か所、弘前公園の桜が選ばれていたはず。まさに世界一の桜じゃないですか?

昔から花筏はあったはずだが、あまり意識した事が無かった。花の命は短くてパッと咲き、パッと散る。散った後も長く楽しむ知恵が花筏という美しい名前を与えたのでしょうか?
弘前公園は東西南北に外濠がはり廻るされている。その外濠の両岸には桜並木がぎっしりと並んでいる。
 桜を植えた人は百年以上も前に、こんな絶景が出来るとは思ってもいなかったのではないでしょうか。

弘前は不思議な町である。明治戊申戦争では官軍方についたおかげで、弘前城は取り壊しにもあわず。現存12に天守に数えられる。また太平洋戦争では戦火にもあわずに生き延びた。東北にあっても他の藩とは違う歴史を歩んだ。
弘前公園にはたくさんの動植物が生息している。花筏の外濠を泳ぐつがいのカルガモ。最近シベリヤからやってきた、オオハクチョウが人気でしたが、寿命が尽きてしまった。代わりにカルガモがたくさん育って、よく太って人気者です。
花筏の出来る場所はその年によって違います。また筏の形も様々です。
追手門前の外濠。ここがいつもは花筏の定番スポットでした。今年は不思議と花びらがまばらですね。しかし、城門と緑の大松と枝垂桜が美しい人気の眺めです。





 

2 件のコメント:

  1. 「散って絶景 花筏」 すばらしく風流ですね。
    昨晩BSの6CHで日本の桜の放送がありました。前宣伝の割には弘前のさくらは一寸軽い扱いでしたね。
    このターザンさんの投稿の記事の3番目の画像に実は素晴らしい桜の木が写っています。 
    これは他の桜の名所では見られない風景なのです。 他の名所の桜は大抵若木ほど見事に咲きますが、古木になるとそばに新苗を植え、やがて更新していくのが普通なんです。しかし、弘前の公園には古木の幹に若枝が見事に生え、素晴らしい花を付けています。 皆さんもお気づきでしょうが、これは青森の伝統技術のリンゴの剪定や接ぎ木を取り入れたと聞いております。
    そのため、一本一本の木が実に盆栽のような味のある桜の木がみられるのです。
    ターザンさん や・・今回は堪能させて頂きました。 ありがとう御座いました。

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  2. yunajii sagamiさん>おっしゃる通り、弘前公園のサクラの管理はリンゴ農家出身の管理事務所の所長や職員の考案による、枯れ枝や病気の枝を切り落とす。樹の下に肥料を入れる等をこまめに行っています。昭和20年代には下乗橋を渡って本丸まで観光バスが乗り入れていたそうですが、サクラのために禁止になりました。「さくら切るバカ、ウメ切らぬバカ」の論争もありましたが、剪定の結果が花が物語っています。
     3番のサクラの樹のような芸術的な味のある樹が多いですね。

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