2022年2月9日水曜日

西目屋の乳穂ケ滝(におがたき)の氷結

世界遺産「白神山地」の東の入り口、西目屋村にある乳穂ケ滝。学生時代は山歩きが趣味で、白神岳も暗門の滝も行ったが、この滝を知ったのは故郷へUータンしてから。今までに夏にも、冬にも 何度か訪れてはいたが。

今年の青森は、数年ぶりの大雪と寒波に襲われた。目屋の山奥のこちらはさらにひどい。神社の鳥居や松の大木に被った雪をご覧ください。
これが氷結した滝の姿です。夏は高さ33メートルの雨がさらさらと降るような普通の滝ですが、地上まで巨大なロウソクのような姿でつながっていました。太さは約2メートルある。
氷柱の下にいる人の大きさと比べて見て下さい。近づいてみると本当に見事で絶景に絶句!!。この氷柱の大きさ形で、藩政時代から津軽地方の作況を占ってきたという。ここ2年はコロナの影響で神事はとりやめています。。
滝の裏の細い道を登ったところには不動尊が祀られている。
お賽銭をあげてお祈りする人の姿。
祠から眼下を見下ろしたところ。右端は氷柱です。人の大きさと氷柱を見比べてください。
 
夕方になると緑、青、橙とライトアップしています。
寒さの中でも幻想的なシーンが展開します。

(追伸)岡部丈太郎君が令和4年1月10日ご逝去されました。
さんきゅう会東京では総会参加、ほぼ皆勤賞でした。ご冥福をお祈り申し上げます。  合掌