2020年12月20日日曜日

光栄なつこさんがお亡くなりになりました。

 令和2年5月9日、光栄(旧姓矢田)なつ子さんがご逝去されたとの報がご家族からありました。高校時代ののHRは(14-26-38)です。ご遺族の住所は、埼玉県深谷市高畑379 円能寺です。

矢田さんは当会の集まりに多く参加されています。当ブログから矢田さんの写真を転載させていただきます。





(事務局 小田桐記)

2020年11月15日日曜日

弘前公園の紅葉の終わりとカルガモたち

 ちょうど1か月くらい前、弘前の夜の町で新型コロナの大クラスターが発生。弘前唯一のクラブからの感染は、病院、大学、役所、老人福祉施設などにも波及しようやく、2日前から感染者ゼロの事態になった。しかし感染者は短い間に、190人を超え高齢者が2人亡くなった。おかげで大学、小・中学校も一時閉鎖となりました。恒例の菊と紅葉まつりは急きょ中止となったが、公園の紅葉はコロナと関係なく紅く染まっている。散ってしまう前に、また見ておこうと昨日も名残を惜しみに出かけたのである。

西の郭の蓮池から、本丸にあがる石段の辺りはゴートートラベルの観光客か?

紅葉の紅に染まった池に、たくさんのカルガモが遊んでいた。
今まであまり気がつかなかったがコガモがいつの間にか大きくなったものです。


この西の郭には樹齢何百年と言われる、大イチョウが黄金の葉を足元に落としていました。
亀甲門の桜はほとんど葉を落とし静まりかえっていました。


しかし外濠にもたくさんのカルガモを発見しました。


堀端ではツガイのカルガモ、少し大きいのがオスでしょう。
この冬をどうやって越すか相談でもしているのでしょうか?春生まれたカルガモは瞬く間に成長しましたが、来年の春にはどうなっているのか少し心配になりました。






2020年10月29日木曜日

高橋菊弥先生のご逝去をお悔み申し上げます。

今年はさんきゅう会のお花見も、2年の一度の総会、懇親会も新型コロナウイルスのため中止となりました。外出自粛もあり、仲間とも会う機会がめっきり減り、情報もあまり来なくなっています。10月に入ってから古川会長の住職仲間からの情報で、高橋菊弥先生がご逝去されたことを知りました。今年の5月5日に入院先の病院でお亡くなりとのこと。先生は大正13年生まれの96歳。さんきゅう会には特に思い入れがあり、東京支部の総会もご高齢にもかかわらず、必ず参加していただいたことに感謝申し上げます。安らかなご冥福を 心よりお祈り申し上げます。弘前の近況ですが、桜まつりと、ねぷたまつりは中止となりましたが、菊と紅葉まつりは実行するという市の方針でした。ところが弘前唯一の鍛冶町のナイトクラブがコロナのクラスターとなり、ここ2週間の間に感染者が180人にもなり、祭りは急拠中止となりました。しかし公園では紅葉も菊も咲き始めています。植物園では大ヒットアニメ「鬼滅の刃」をモチーフにした菊の樽絵が展示されていた。

樽絵が作られているのは、植物園の自由広場。奥には丑寅の櫓、岩木山の舞台では昨年、リンゴ娘のコンサートも開かれていたのだが。鹿の絵は花札の絵柄であるが、鬼滅の刃の主人公の妹「禰豆子」のイメージである。アニメフアンが見れば謎が解ける。

この鶴はアニメの主人公、「丹治郎」のイメージ。フチの市松模様は丹治郎の着物の柄のデザイン。スマホで丹治郎と検索すれば、アニメチックな丹治郎にお目にかかれます。

サクラまつりは中止ですが、弘前城の祭幕に、丁度菊の盃が現れました。花札の役は「花見で一杯」を獲得できました。
「鬼滅の刃」の樽絵の前でポーズをとるお年寄り。流行に
敏感でいつまでも、若々しくしていられることでしょう。
 アニメは弘前のイオンシネマでも上映中なので、行ってみようと思っています。
桜の老木の落葉の下で、まだハイハイの赤ちゃんが母親の
母親の愛に包まれ戯れていました。
我々は終戦の年でベビーブームの谷間の年。去年、今年と
出生率低下の年です。我々は競争の少ない、得な人生を送って来たようですが、これからの子供たちには平和で豊かな人生を送ってもらいたいと思います。







2020年8月20日木曜日

ふるさと便り(2)弘前れんが倉庫美術館オープン

 長い間の念願だった、れんが倉庫美術館が弘前にオープンした。

道路が邪魔ですがれんが倉庫美術館の遠景です。右の建物が美術館本館。左の建物はミュージアムショップ&カフェレストラン。

重厚な美術館のエントランス。美術館は建物その物が芸術であると言われる。この建物は、明治、大正期に建てられ、戦後シードルの製造がおこなわれていた。旧吉井酒造そしてニッカ弘前工場となったこともある。

この美術館のコンセプトは現代アートを通して地域と世界を結び、文化創造の拠点を目指すとある。この作品はタイの作家によるレンガ倉庫や弘前にまつわる人物や歴史をねぷたの扇型に表現している。

レンガ倉庫の中が今は現代美術の殿堂となっている。

この美術館誕生に関与したアーチストとして、奈良美智がいる。奈良は海外で特に有名な現代アーチスト。弘高昭和53年卒。櫻田宏現市長と同期である。改装前のレンガ倉庫で過去3回展覧会を開き、都合15万8千人の動員があった。これからの企画に大いに期待が集まるものである。

ふるさと便り(1)今年のねぷた(金魚ネプタ)

 今年の弘前の夏は生まれて初めて、ねぷたまつりの無い夏です。土手町の商店街にはせめてもと、店の軒先に金魚ネプタを飾って、夜には灯をともし城下町の雰囲気を出しています。市役所のエントランスロビーの吹き抜けには金魚ネプタをたくさん釣るしていました。

子どもの頃ねぷたまつりに参加して、この可愛い金魚の提灯や灯篭を持ったことがある。この金魚のモデルは江戸時代に作り出された津軽錦と言う種類。そして北前船で山口県柳井市から運ばれてきた金魚提灯がルーツと言われている。天明年間に二人の藩士が金魚を飼育していたという記録が弘前藩庁日記に残っているのは驚きです。

2020年8月17日月曜日

コロナ世に赤ミミズク目をさませ


8月17日は総会予定に翌日で、総会の様子がこのブログに掲載されているはずでした。
この葉書はさんきゅう会東京支部 杉見支部長から頂きました。
(小田桐記)

 

2020年7月17日金曜日

さんきゅう会、今年度定時総会の中止について

昨日(7月16日)古川会長宅(藤先寺)に於いて、第2回さんきゅう会役員会が開催されました。出席者22名(うち青森から3名)の出席がありました。
現在のコロナウイルスの感染状況などに鑑み、本年度は中止する事となりました。
今後の開催についてはコロナの状況を見て判断する事となりますが、時期については今のところ未定です。
同じく、鏡ケ丘同窓会につても中止となっております。
会員の皆様におかれましては、健康には十分お気をつけの上
お過ごしください。

2020年7月10日金曜日

大仏公園のアジサイと石仏の観音様

東京都のコロナ感染者が100名を超えたかと思う間に、昨日は224名、そして今日は243名との発表があった。そんな中、本日からイベント規制緩和。プロ野球の観戦も始まったらしい。
わが青森県においても、昨日は63日ぶりに感染者が一名、本日も一名と検出された。なんとも不気味な状態ではある。
また九州から始まった記録的な大洪水も西日本から東日本、東北へ地方と迫り、梅雨明けもいまだに望めない。
弘前の今日は久しぶりの晴れ間だったので、ひと時の安らぎを求め、石川の大仏公園のアジサイの鑑賞に出かけた。
そして、観音様の石仏に今の世の安寧を祈りました。
石川の大仏公園は戦国時代に津軽地方を支配していた南部氏
の本拠地の山城の跡。津軽為信の南部氏攻略の第一歩となった地。
小高い山が公園になっており、山の斜面や山道にアジサイが所狭しと咲き誇っている。
アジサイは昭和47年から町内の有力者により植えられたもので、20品種2500本あると言う。私は既に弘前を去った後だったので知らなかったが、Uターンしてから知って驚いた。
青色と赤紫のアジサイ。紫陽花とも書く。青から赤紫へと変化するところから「七変化」ともいう。
純白のアジサイも色が変化するのか?私は見た事が無い。
アジサイに囲まれた山道にひっそりと三十三観音の石仏が佇んでいます。
江戸時代津軽地方でも盛んだった、津軽三十三観音巡り。
弘前から五所川原、青森などの観音霊場三十三ヵ所巡り。
それになぞられて、石川楯跡の山道に三十二の石仏があり、
あがりは公園の入り口にある「岩淵山大仏院」の本堂の聖観音像に詣でればあがりです。

2020年6月23日火曜日

総会のお知らせと虹の湖公園のシャクヤク

本来であれば8月14日のさんきゅう会定時総会の
お知らせが届く頃である。今年は新型コロナの影響で鏡ヶ丘同窓会も7月4日から10月3日に変更となっている。
我がさんきゅう会はコロナの影響は無いものの加齢によるものか?事務局長、副事務局長、副会長の中で健康を害する者が続出です。今のところ、例年通りの8月14日の開催は不可能と思われます。前東京支部長から、お墓参りで帰省するのでどうなっているか?との問い合わせもありました。これから役員会を開いて、変更日程等が決定しましたらお知らせします。よろしくご了解お願いいたします。
さて、今日は昔遠足などで行った、黒石の虹の湖公園のシャクヤク園の写真をお見せします。
14HRの時、担任の相馬先生に連れられてこの虹の湖から山の中の一軒宿、ランプの宿「青荷温泉」に遊びに行った。当時は道路が整備されていなかったので徒歩で1時間以上かかったと思う。今はこの公園からシャトルバスも出ている。冬は宿泊者を雪上車で迎えに来ると言う便利さである。
今がシャクヤクの花が見頃です。ここは平成4年から植えはじめ株分けしたシャクヤクは30種、700株に増えたという。
赤、紫、ピンク、白と色とりどりに美しく咲いていた。

2020年6月11日木曜日

八甲田山 田代平湿原のワタスゲを見に行く

今日は関東、南東北まで梅雨入りで、当地も今朝ほどは土砂降りだった。北東北は日曜からが梅雨入りの予測。
幸い昨日は良い天気で弘前の最高気温も32度を突破。
チョット涼しい、八甲田山の田代平湿原にワタスゲを見に行った。
田代平湿原は新田次郎の「八甲田山死の彷徨」で有名な青森5連隊199名が雪中行軍で遭難死したところに近い。
尾瀬沼ほど規模は大きくないが木道の散歩道で湿原の植物を楽しむことが出来る。今は八甲田山の残雪も美しい。
ワタスゲは綿帽子を被ったような儚い植物で今頃の時期湿地一面に姿を現す。風に吹かれてふわりふわりと揺れる姿が
儚げで可愛いのである。
残雪を残した八甲田の山々がキレイである。八甲田山は
7月いっぱい夏スキーができる。今年はチョット雪は少ないようであるが。
この山は北八甲田連峰の赤倉岳。標高1298m。
今は八甲田ロープウェイーで主峰、八甲田大岳を目指す途中にある。この山の向こうが大岳です。
田代平高原のレンゲツツジです。背景は同じく八甲田赤倉岳です。
高倉健と北大路欣也共演の映画「八甲田山」で冬の厳しさと対照的に、八甲田の夏の美しさの象徴としてレンゲツツジが写し出されていた。この花を見たのは映画が初めてでした。

2020年5月4日月曜日

今年の弘前公園の花筏 (続き)

 一昨日(5月2日)の弘前公園の花筏についてブログアップした。その日、追手門前には花筏が出来ていなかったので、気になって本日(5月4日)また出かけた。残念ながら追手門前にはできていなかったが、北門の奥の一陽橋の辺りに今までで一番の花筏が出来ていた。
花筏の色合いが2日前よりもピンク色が濃くなっていて、本当に鮮やかな美しさでした。
桜の花びらは風で飛ばされ、濠の水面に重なり合ってピンク色が濃くなったような気がします。







まだ花を付けているのを観察すると、いつものソメイヨシノなのに花の色が濃い色になっているような気がします。
濠に浮かんだ花びらの筏は、風によって動いたり、形を変えたりもします。しかしその姿を見れるのはほんのわずかの間です。


2020年5月2日土曜日

2020年 弘前公園の花筏

 今年は新型コロナウイルスの影響で弘前さくらまつりは中止となり、三密を避けるため弘前公園は閉鎖された。
 それでもソメイヨシノは見事に咲き誇り外濠に花筏を浮かべていた。
文化センター前の東門は門を閉じています。生まれて初めて城門が閉じられたのを見た。平和の時代にウイルスと言う敵との戦いが始まった象徴です。外濠の枝垂れ柳はソロソロ散り始めています。
昨夜来の強風で散った桜の花びらを、外濠の水面に浮かべた姿を誰がなずけたか?「花筏」と呼んでいます。
風の向きや強さによって、微妙に芸術的な文様を描くこともあります。
北門(亀甲門)に続く亀甲橋下の一面の花筏。筏と言うよりは、花の絨毯ですかね。かってはここが弘前城の正門。殿が江戸に参勤交代で出かけた時の出入り口。その後、正門は追手門(市役所前)に変わった。
北門下の外濠の花筏を行進するオシドリ。いつも夫婦は一緒です。
紺屋町の消防頓所跡から西濠の春陽橋を望む。橋の向うは桜のトンネル。桜の花びらが一筋に連なっています。
 公園でボート遊びをした、淡くもほろ苦い思い出が蘇ってきます。