2020年5月2日土曜日

2020年 弘前公園の花筏

 今年は新型コロナウイルスの影響で弘前さくらまつりは中止となり、三密を避けるため弘前公園は閉鎖された。
 それでもソメイヨシノは見事に咲き誇り外濠に花筏を浮かべていた。
文化センター前の東門は門を閉じています。生まれて初めて城門が閉じられたのを見た。平和の時代にウイルスと言う敵との戦いが始まった象徴です。外濠の枝垂れ柳はソロソロ散り始めています。
昨夜来の強風で散った桜の花びらを、外濠の水面に浮かべた姿を誰がなずけたか?「花筏」と呼んでいます。
風の向きや強さによって、微妙に芸術的な文様を描くこともあります。
北門(亀甲門)に続く亀甲橋下の一面の花筏。筏と言うよりは、花の絨毯ですかね。かってはここが弘前城の正門。殿が江戸に参勤交代で出かけた時の出入り口。その後、正門は追手門(市役所前)に変わった。
北門下の外濠の花筏を行進するオシドリ。いつも夫婦は一緒です。
紺屋町の消防頓所跡から西濠の春陽橋を望む。橋の向うは桜のトンネル。桜の花びらが一筋に連なっています。
 公園でボート遊びをした、淡くもほろ苦い思い出が蘇ってきます。



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