昨日、黒石の名勝「金平成園」が冬季の公開をしているとのことなので、久しぶりに黒石に出かけた。黒石は恩師やさんきゅう会の仲間もかっては弘前へ通学していた、懐かしの町である。
雪国ならではの「こみせ」はかっては弘前の土手町などにあったが、今ではほとんどがアーケードに衣替えしている。
その姿が黒石では大事に保存されている。
ここを歩くと昔にタイムスリップしたような懐かしい気持ちになる。
重要文化財「高橋家住宅」高橋家は代々黒石藩御用達の商家であった。宝暦5年(1755年)に現在の住宅を買ったと言われている。道路からの雪から通路を守っている、柱の下板は「しとみ・蔀」と言います。古典によく出てきます。
この通りは藩政時代からの造酒屋が多い。市文化財「鳴海醸造店「菊乃井」。鳴海家住宅は文化3年(1806年)創業となっている。
中村亀吉酒造「玉垂」は大正2年創業です。古い話ですが、津軽を舞台とした三田佳子主演のNHK大河ドラマ、「いのち」の舞台ともなりました。ここの名物は左奥の軒にぶら下がっている「酒林」です。
酒林(さかばやし)とは弘前の造り酒屋ではほとんど見る事が無くなった。酒屋で新酒が出来上がったことを知らせる、杉の葉で作った丸い玉。
日本一大きい酒林とも言われています。
ここの辛口の酒「中村亀吉」は弘前でも通に人気があります。
松の湯交流館。屋根から古い松が飛び出しています。昔は銭湯でしたが、今は町の交流、貸スペースやカフェ、お土産店等として営業しています。
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