5月も下旬に入り、西の地方では梅雨入りが報じられている。東北北部ではまだまだのはずなのに、このところ毎日、ぐずついた天気が続いている。 ゴールデンウイーク後半の5月4日は良く晴れて、酸ヶ湯から十和田湖に続く「八甲田十和田ゴールデンルート」も除雪が終わり開通したとのこと。5か月振りに通れる らしいと聞いたので出かけた。
酸ヶ湯温泉の駐車場は他県Noの車でごった返していた。東京神奈川の他に、沖縄Noまでみつけた。写真右が雪の塊。中央は酸ヶ湯温泉本館。左は建て増した自炊棟。三角屋根の奥には八甲田連峰の主峰大岳。 酸ヶ湯温泉は全国一雪の積もる場所で有名になった。今年は最大443cmを記録。5メートルを超えたこともある。そんな雪深い所なのに、温泉とスキー客が全国から集まる。
八甲田大岳は、1,584.4mで岩木山よりやや低いが、なだらかで比較的楽に登れる。初めて登ったのは小学校の遠足である。そのせいか、以来私は登山の魅力にとりつかれた。
酸ヶ湯から八甲田山を通り十和田湖に続く八甲田十和田ゴールデンルートは抜群の景色を楽しみながらの快適なドライブコースである。しかし有数の豪雪地帯のため、春の初めから酸ヶ湯と十和田湖から同時に除雪を行う。そして、八甲田の山中でドッキングし、全線開通するのはゴールデンウイークの前半である。このルートは道の両脇に厚い雪のカベを残す。それは雪の回廊と呼ばれ、ウオーキングの企画も行われている。
この山岳ルートの最高地点は千メートルを超える笠松峠。八甲田連峰の最高のビューポイントは睡蓮沼であるが、そこまではまだ行くことが出来ない。道端に駐車している人は県外から来てスノーボードを楽しんでいる人みたい。雪のカベの道を走る車は温泉に向かうのか?十和田湖に向かうのか?春の八甲田の楽しみ方は様々です。地獄沼の温泉熱で、早くもフキノトウが咲いていました。
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