2021年5月9日日曜日

弘前りんご花まつり

 弘前ではさくらまつりが終わったころに、りんごの花まつりが 始まる。今年はさくらまつりと同じように、入場者の検温、連絡先の記入に感染対策を充分して、会場の常盤坂のリンゴ公園に入場した。

 弘前市の南部のリンゴ畑の中にあるリンゴ公園の中心にあるのが「すり鉢山」。見下ろしたリンゴ畑と岩木山。リンゴの花はまだ3分咲き程度か、白くかすかに霞んでいます。
 すり鉢山は江戸時代、黒船来航の頃、津軽海峡にもロシア船が度々やって来た。藩では撃退の大砲の練習の的として築いた人口の山。標高83mでぐるりと360度を見渡せる。岩木山の他白神山地、八甲田連峰の眺めは絶景です。
岩木山とりんごの花のコンビネーションもオツですね。
スリ鉢山の周囲にたくさんの種類のリンゴの若木が植えられている。思わず、リンゴの花を撮影する人がいました。
 りんご公園の中で、三角のピラミッド型の屋根の目立つ建物は弘前シードル工房kimoriです。出来立ての弘前シードルを味わうことも出来ます。
 弘前シードルは日本のシードルの発祥の地です。最初朝日シードルとして発売され。その後ニッカウヰスキー弘前工場に引き継がれました。その時のレンガ倉庫が昨年、弘前レンガ倉庫美術館として開館しました。
工房の前のリンゴの木の花はかなりほころんでいました。
弘前市の南の住宅地、大開4丁目にある弘前南高校の周辺のリンゴ畑。ここのリンゴの花は満開状態でした。
 リンゴ畑に囲まれた、風光明媚な南高校が開校したのは
昭和38年(我々が3年生の時)。それが今は、少子化の影響で2023年から閉校が検討されているとのこと。時の流れはなんと急激にやって来るものですね!


 





4 件のコメント:

  1. 親父木堂の俳句です。

    花まつり過ぎて林檎へ花つゞく

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  2. cyocoさん>津軽の野ずらの季節感漂う名句、ありがとうございます。

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  3. ターザンさん > リンゴ花祭りの記事有難うございます。
    岩木山に花の枝・・PCで大きく拡大してみるとなかなか素晴らしく、どこかの旅番組のひとコマでも見ているような画像になっていますね。 4枚目と5枚目のリンゴの花に思い切って近づいている画像が特に、花の陰影が浮き上がり、リンゴのお花が素晴らしく綺麗に見えています。 そうですか、南高校の閉校の話題が出ていますか、時代を感じますね。
     また、よろしくお願いします。

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  4. yunajiisagamiさん>サクラの花と比べてリンゴの花の写真はなかなかうまく出来ません。お天気のいい日は青空もきれいに写るんですが、液晶画面がまぶしくて適当にやっています。何年やっても上達せずに満足できるものが出来ません。それでも喜んでくれる人がいると嬉しくなりますよ!

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