弘前のさくらが終わるころ、下北半島のさくらは満開となる。下北一の桜の名所はむつ市の早掛沼 公園といわれる。今まで下北に桜の季節に来たことは無かったが、今回はちょうど運よく、満開に当たった。
むつ市の貯水池、早掛沼の周辺の小高い丘に約400本のソメイヨシノが植えられている。サクラはまだ若木が多が、爽やかなピンク色で清々しいサクラであった。平日の昼時であったが、人出も少なく出店もない。2021年4月30日金曜日
下北半島の春(早掛沼と鯛島と桜)
下北半島1dayドライブ(尻屋埼の寒立馬)
4月26日、弘前公園の ソメイヨシノも大方散り果てたが、良い天気なので下北半島へ日帰りドライブを思いたった。
目的は尻屋崎の県天然記念物になっている「寒立馬」(かんだちめ)を見る事。下北半島のマサカリの北東の先端、太平洋に突き出たところが尻屋崎である。尻屋崎に続く道路は毎年12月1日から3月31日まで冬季閉鎖である。越冬放牧地に移動していた寒立馬は、今月2日に尻屋崎灯台周辺に放たれた。厳しい冬にも耐えられ、たくましい体格の馬が雪を体じゅうに付け、寒空に立っている姿を観光ポスターで見たことがある。春になって放牧された姿を身近に見たことが無かったのでどうしても見たかった。
荒波の太平洋に向かって灯りをともす、白亜の尻屋崎灯台。2021年4月27日火曜日
オオヤマザクラの桜並木と岩木山
岩木山神社のある百沢から、藩政時代からの湯治場 嶽温泉へのドライブ。山容を変える岩木山を眺めながら、弘前公園のサクラが散ったころは、オオヤマザクラノ桜並木を楽しむことが出来る。
百沢から枯木平までの総延長20㎞に6500本のオオヤマザクラが植えられている。これは世界一長い桜並木だそうだ。すぐそばに岩木山がせまってくる。2021年4月25日日曜日
今年の弘前さくらまつりあれこれ
世の中は三回目の緊急事態宣言も出され、遠く離れた青森はまだまだ遠くの出来事のように感じていた。しかし今日この頃は県内でも毎日20人、30人と感染者が出て、青森市のバー、スナック、病院、介護施設などで連日相次ぐ 感染者、クラスターが発生した。県は青森本町と周辺の酒類提供店に初の時短要請を行った。青森市で医療ひっ迫の際は弘前市に援護を要請しなければいけなくなるとの状況である。弘前の夜の繁華街は以前からもう死んだような状態で、青森市で相次ぐ夜の街のクラスター発生は老人には考えられないことであきれている。
そこで感染には細心の注意を払いながら、桜の公園に3回目の訪問をした。
杉の大橋の前、いつもは立ち止まって写真を撮る人でごった返す場所。橋の中央にコーン型の標識の通り、密を避けて一方通行になっています。もっと混むところは一方通行です。園内は酒は持ち込み禁止、立ち飲食の禁止等でまことに静かで風流な花見です。下乗橋も写真スポットで歩くことも出来ないほど渋滞をしますが、桜は満開なのに今年はこのとおり。4の丸護国神社前の満開のシダレザクラ。まるでさくらのシャワーを浴びてるようです。公園は行く度に新しい発見をする。西濠の春陽橋の警備員さんに教えてもらった、岩木山の撮影スポット。散って絶景 花筏(弘前さくらまつり、今年3回目の見物)
「散って絶景 花筏」とは23日弘前さくらまつり、公式の初日の東奥日報の記事の見出しを拝借しました。去年は公園に入れなかった反動で、今年は3回目のサクラ見物となりました。流石、東奥日報はうまいことを書きますね。
弘前公園のさくらの花筏はネットで「死ぬまでに行きたい世界の絶景」に選ばれています。記憶が定かでありませんが、visaかANAの「世界の絶景100」か何かに?日本でただ一か所、弘前公園の桜が選ばれていたはず。まさに世界一の桜じゃないですか?
昔から花筏はあったはずだが、あまり意識した事が無かった。花の命は短くてパッと咲き、パッと散る。散った後も長く楽しむ知恵が花筏という美しい名前を与えたのでしょうか?弘前公園は東西南北に外濠がはり廻るされている。その外濠の両岸には桜並木がぎっしりと並んでいる。
2021年4月22日木曜日
令和3年コロナ禍の弘前公園の夜桜
昨年は中止になった弘前さくらまつり、県知事からは極力中止との要請もあった。わが弘高の後輩の櫻田市長は、コロナ対策を万全にし、静かにサクラを楽しみましょうとの掛け声で実施を決断。入園者は名簿に記入、検温をおこなう。花見にサケは付き物だが園内持込みは禁止。飲食は指定場所のみ、花見団子や焼き鳥などの食べ歩きはもちろんダメですよ。今までの花見 からすると花見らしからぬ雰囲気ではあったが、今年の桜は今までに負けないくらい見事でした。まつりは4月23日からなのに開花は14日と早く。19日には満開となったので、昨夜は久しぶりに夜桜見物に出かけた。
外濠を見たら花筏が出来ていた。20日に強い風が吹いたので、満開の外濠のサクラの花びらが花の絨毯を敷き詰めたようになっていた。ここは裁判所前のお濠です。いつも花筏が出来るのはここ、追手門まえの外濠です。昨日の風向きで場所が変わったようです。鏡のような水面に外濠の桜を映しています。後ろのモダンな建物は市役所。前川國男(日本建築家協会会長)の設計でもあります。杉の大橋から中濠を覗けば、両岸からせり出した桜が水面に映っています。あちこちで、「キレイ!」「凄い!!」の声があがっていました。5,6年前の大雪で倒れ枝は折れ、根っこまで露出してしまった御滝桜。(棟方志功が命名)公園内で一番大きな大シダレザクラでした。誰もがもう命は終わりかと思いました。しかしさすが市役所の樹木医などが特別な手当と養生を行い、見事に生き返りました。漆黒の夜空にライトアップした天守閣が浮かび上がります。2021年4月20日火曜日
今年の弘前さくらまつりは開催!!
昨日(4月19日)の7時のニュースで、オラホの弘前のさくらまつりが放映されていた。昨年は新型コロナの影響で、初めて公園が閉鎖され祭は中止となった。毎年開催されているさんきゅう会の花見も中止。今年はコロナの変異株が現れ、第4波の様相を呈し青森県でも知事は春祭り、歓迎会は自粛するようにとのお達しを出した。ワクチンの接種には後れを取っている、弘前市長ではあったが、元弘前市の観光課長で名前も櫻田さん。万全のコロナ対策をしたうえでのまつり決行を決断した。桜祭りは23日からの予定だったが開花は史上2番目の速さ。19日には園内満開の発表となったので、2年ぶりの公園の桜見物に出かけることとなった。
2の丸と3の丸を結ぶ杉の大橋。老木のソメイヨシノの枝ぶりが見ごとです。
弘前のさくらの特徴は花のボリューム感が違います。年頃から言うと姥桜ですが、公園課の職員の管理が日本一。涙ぐましい努力の賜物です。杉の大橋を渡り南内門。この門をくぐれば「桜の園」が展開する。まるでドラマの始まりのよう。5つの城門と3っの櫓、外濠と内濠が現存する公園は貴重な存在です。