八甲田から十和田湖に続くゴールデンルートは冬期間は閉鎖になるが、春から秋にかけて展望の良い景色を堪能できるコースです。
標高1000を超える高所の沼。八甲田連峰を眺められる湿原と池塘の展望所。右から高田大岳、小岳、硫黄岳です。
八甲田山には山の中の一軒宿が数々ある。谷地温泉は八甲田連峰で2番目に高い高田大岳の登山口でもある。
谷地温泉の入り口にある提灯に日本三秘湯とうたってある。
秘湯中の秘湯か?三秘湯とは谷地温泉の他に四国徳島の祖谷温泉、北海道ニセコの薬師温泉をいう。
瀬戸内寂聴がこの温泉に籠って小説を執筆したと聞いたことがある。
廻りの山々も紅葉が始まりまり華やいだ雰囲気もある。
高校の時、高田大岳に二度登った。谷内温泉に泊まり3人組で登った。その中で二人はもう亡くなっている。K、T君と
S、F君。二人とも、東京、神奈川で働いていたが高田大岳を見るといつも思い出す。親友で良い奴だった。
八甲田山と言えば新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を思い浮かべる。高倉健、北大路欣也の映画「八甲田山」もある。
雪中行軍の悲劇の記念の銅像のある丘へ続く、ダケカンバの道。
雪中行軍記念像。199人の死者を出した中で11名の生存者がいた。その中の後藤伍長は、この地に銃を持ったまま直立して援軍を待っていたという。映画の中の救出のクライマックスシーンが思い出される。
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