2010年10月10日日曜日

眼にしずかなる墨がきの文字

 赤平泰処(和順)さんの主宰する「西蓮書道会」(12日まで)を、銀座かねまつホール(松坂屋向い)で見てきました。

 彼の作品は、中村素堂短歌(写真)と蘇軾の漢詩が、展示されていました。読みやすい短歌を鑑賞していると、その中の”眼にしずかなる墨がきの文字”という言葉を実感できました。
(写真右が赤平さん。) 
 私も高校では書道を選んだのですが、字は下手なままで、石倉金庫先生の雑談だけを記憶しています。
 彼は高校で書道を選択しなかったそうで、大学卒業後に、師匠の内弟子になって、修業したのだそうです。 現在全国の弟子は数百名ということでしたが、孫弟子が中心になりつつあるとのことでした。確かに、会場は若い人であふれている感じでした。

1 件のコメント:

  1.  赤平さん、笠井さんにこやかに写った写真、旧友はいいものですね!
     赤平さんの書道展、東京にいた頃は毎年ご案内をいただき、見学に行ってました。3年前に弘前の百石町の展示館の「さんきゅう会の芸術展」にも出展していただきましたね。あの時の書の迫力は今も心に残っています。
     これからもご活躍をお祈りします。

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