2020年5月4日月曜日

今年の弘前公園の花筏 (続き)

 一昨日(5月2日)の弘前公園の花筏についてブログアップした。その日、追手門前には花筏が出来ていなかったので、気になって本日(5月4日)また出かけた。残念ながら追手門前にはできていなかったが、北門の奥の一陽橋の辺りに今までで一番の花筏が出来ていた。
花筏の色合いが2日前よりもピンク色が濃くなっていて、本当に鮮やかな美しさでした。
桜の花びらは風で飛ばされ、濠の水面に重なり合ってピンク色が濃くなったような気がします。







まだ花を付けているのを観察すると、いつものソメイヨシノなのに花の色が濃い色になっているような気がします。
濠に浮かんだ花びらの筏は、風によって動いたり、形を変えたりもします。しかしその姿を見れるのはほんのわずかの間です。


2020年5月2日土曜日

2020年 弘前公園の花筏

 今年は新型コロナウイルスの影響で弘前さくらまつりは中止となり、三密を避けるため弘前公園は閉鎖された。
 それでもソメイヨシノは見事に咲き誇り外濠に花筏を浮かべていた。
文化センター前の東門は門を閉じています。生まれて初めて城門が閉じられたのを見た。平和の時代にウイルスと言う敵との戦いが始まった象徴です。外濠の枝垂れ柳はソロソロ散り始めています。
昨夜来の強風で散った桜の花びらを、外濠の水面に浮かべた姿を誰がなずけたか?「花筏」と呼んでいます。
風の向きや強さによって、微妙に芸術的な文様を描くこともあります。
北門(亀甲門)に続く亀甲橋下の一面の花筏。筏と言うよりは、花の絨毯ですかね。かってはここが弘前城の正門。殿が江戸に参勤交代で出かけた時の出入り口。その後、正門は追手門(市役所前)に変わった。
北門下の外濠の花筏を行進するオシドリ。いつも夫婦は一緒です。
紺屋町の消防頓所跡から西濠の春陽橋を望む。橋の向うは桜のトンネル。桜の花びらが一筋に連なっています。
 公園でボート遊びをした、淡くもほろ苦い思い出が蘇ってきます。



2020年5月1日金曜日

五重塔のさくら(弘前最勝院)

 新型コロナウイルスの影響で「緊急事態宣言」が出され、今年はふる里の桜を見物に帰省も出来なくなってしまった。
 公園は封鎖され、中に入ることも出来ない。
しかし、弘前には公園の他にも桜の名所が他にもいくつかある。その中でまず、五重塔のサクラを紹介しよう。
今の最勝院は我々の高校時代と違って、きれいに整備されている。弘高口から入ると参道の右側に「津軽33観音の石仏」が並ぶ。左側にエドヒガンの桜の大木。そして新築された仁王門をくぐると最勝院の境内です。
仁王門の入り口にあるエドヒガンの大木。これだけの桜の大木は弘前公園にもありません。何せ推定樹齢250年のサクラです。
弘前公園のソメイヨシノはやっと百年経ったところです。
東北一の美塔、弘前五重塔には枝垂桜が似合いますね!!
子供の頃から「大円寺の五重塔、夜宮」と言って親しまれてきた。大円寺は現在大鰐町に引越し。明治の神仏分離令のため。その後にやって来たのが、八幡宮の別当寺の今の最勝院です。境内は今まさに花盛り。左の白い花はモクレン。
境内の眺め。左の仁王門の奥から顔を出しているの大木が
エドヒガンヒガン。右側にあるのは平和の鐘の鐘撞堂。
1回百円で何でもお願いしてください。
やっぱり、この景色が一番好きです。