今年の菊と紅葉まつりで私が感動したのは、今までのような菊人形は姿を消して、芸術感あふれる新しい作品が会場にいっぱい溢れていたことです。
メイン会場のイベントの舞台の背景にあるのはフラワーアート「飛翔花朱雀」。仙台市の花景家、阿部喜江さんと弘前の組ネプタ師とのコラボ作品。弘前城を守る四神の朱雀は太陽の象徴でもあり、その翼は災いを祓い、幸運を招くと言われている。約30mの翼を広げた姿はまさに迫力満点。 今年は弘前ねぷたが始まって300年と言われる。これも3百年を記念して、作成された組ネプタ。
北の守りの玄武(亀と蛇が合体した形をしている)と南の
守りの朱雀が戦っている姿か?
弘前城本丸は4つの濠に囲まれているが、紅葉は特に内濠と中濠の土手に植えられたものが多い。赤、黄、紅、橙と様々な色を濠に映した姿は美しい。 弘前城天守は現存12天守の中の一つであるが、そのほかにも5つの城門と3つの櫓が現存する。中濠に面し2ノ丸にある丑寅の櫓。濠と櫓と紅葉のコントラストが美しい。 本丸の南馬出しに続く石段。落ち葉を踏みながら登ります。「紅葉坂」と私が名づけました。 本丸天守越しに臨む岩木山。中腹辺りまで雪が積もり、間もなく里にも迫ってまいります。
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