2020年8月20日木曜日

ふるさと便り(2)弘前れんが倉庫美術館オープン

 長い間の念願だった、れんが倉庫美術館が弘前にオープンした。

道路が邪魔ですがれんが倉庫美術館の遠景です。右の建物が美術館本館。左の建物はミュージアムショップ&カフェレストラン。

重厚な美術館のエントランス。美術館は建物その物が芸術であると言われる。この建物は、明治、大正期に建てられ、戦後シードルの製造がおこなわれていた。旧吉井酒造そしてニッカ弘前工場となったこともある。

この美術館のコンセプトは現代アートを通して地域と世界を結び、文化創造の拠点を目指すとある。この作品はタイの作家によるレンガ倉庫や弘前にまつわる人物や歴史をねぷたの扇型に表現している。

レンガ倉庫の中が今は現代美術の殿堂となっている。

この美術館誕生に関与したアーチストとして、奈良美智がいる。奈良は海外で特に有名な現代アーチスト。弘高昭和53年卒。櫻田宏現市長と同期である。改装前のレンガ倉庫で過去3回展覧会を開き、都合15万8千人の動員があった。これからの企画に大いに期待が集まるものである。

ふるさと便り(1)今年のねぷた(金魚ネプタ)

 今年の弘前の夏は生まれて初めて、ねぷたまつりの無い夏です。土手町の商店街にはせめてもと、店の軒先に金魚ネプタを飾って、夜には灯をともし城下町の雰囲気を出しています。市役所のエントランスロビーの吹き抜けには金魚ネプタをたくさん釣るしていました。

子どもの頃ねぷたまつりに参加して、この可愛い金魚の提灯や灯篭を持ったことがある。この金魚のモデルは江戸時代に作り出された津軽錦と言う種類。そして北前船で山口県柳井市から運ばれてきた金魚提灯がルーツと言われている。天明年間に二人の藩士が金魚を飼育していたという記録が弘前藩庁日記に残っているのは驚きです。

2020年8月17日月曜日

コロナ世に赤ミミズク目をさませ


8月17日は総会予定に翌日で、総会の様子がこのブログに掲載されているはずでした。
この葉書はさんきゅう会東京支部 杉見支部長から頂きました。
(小田桐記)