2013年8月10日土曜日

三戸君の「コンデ・コマ物語」出版祝賀会


2013年8月8日(木)17時から、土手町のホテルで、三戸君の「コンデ・コマ物語」出版祝賀会が開かれました。
90余名n参加者中3割が、「さんきゅう会」メンバーでした(愛知県日進市、茅ヶ崎市、荒川区からの参加を含む)。
高橋先生、佐藤先生と、恩師二人のお姿も見えました。
鏡ヶ丘同窓会長の祝辞に続く花束贈呈は、三戸君へ同夫人から、同夫人へさんきゅう会長からという、二段階で行われました。
「コンデ・コマ物語」を映画化する企画もあるとの報告もありました。
舞台後方のネプタ絵は、今年の船沢ネプタに使われたもので、三戸君へ贈呈されました。
中締めの後で、「さんきゅう会」全員が登壇し、「高校三年生」を合唱しました。




ーーーー 三戸君のあいさつ文 --------
 「巌城の武士(もののふ)」に生きる
 子供たちに明日への「夢」と、郷土に生きる「誇り」を与えたい。
そんな単純な想いを抱いて生きて来た。「気がついたら」、大河アマゾ
ンを二度渡っていた。更に「気がついたら」、「コッデ・コマ物語」の本を
書いていた。次に「気がついた」時、一体、何をしているのだろうか…。
 「気がついたら」、私のこんな熱き想いの百倍、千倍、否、∞倍のス
ケールで生き抜いた人物が130年前ヽ巌城岩木の麓に生まれた。「コ
ンデ・コマ」前田光世である。大きな夢を抱きヽ18才で弘前を出奔し
た。親を騙すが如くであつたという。
 彼自身にとつても、大きな夢をガムシャラに追い求めているうちに、
「気がついたら」アメリカに、またヨーロッパにいた。そして中南米、南
米に。更に「気がついた」ら、アマゾン開拓に人生のすべてを懸けてい
た。
 何度も錦を飾って故国へ帰るチャンスが在ったにも拘わらず、それ
らを全て拒否してアマゾンに客死した。
 何故なのか、その本当の理由を探る事は至難である。それは彼自身
にとっても、正に「気がついたら」なのだ。
 我々は、日本の現状を思う時、誇りと夢を失いつつある日本人を目
の当たりにする。祖先達が命を懸けて築きあげた祖国日本を、何とか
しなけれぱと誰もが感じでいる。
 それだけにこの城下弘前に生まれ、26歳の時、アメリカに旅立っ
た若者「前田光世」の生き様が今、改めて浮き彫りにされてくる。
 そんな想いで書いた「コンデ・コマ物語」です。読者の皆様が自分の
周囲にいる若者達に、巌城の麓の城下弘前に生まれた世界の英雄、「コ
ッデ・コマ」(前田光世)の存在を教え、彼の武士としての生き様を伝
えて下されば、著者としてこの上ない喜びで在ります。

 ご多忙の中、ご参会頂き、真に有り難く、心から感謝申し上げます。
  平成25年8月8日
                       三戸 建次  

1 件のコメント:

  1.  祝賀会のさんきゅう会関係者は恩師2人を含めて26人でした。遠くからも参加された方の熱い友情に脱帽です。いつものメンバーのほかに珍しい人も何人か見えて
    懐かしかったです。他の参加者もわがさんきゅう会には
    感心していたようです。

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